度を越した悪意を抱く連中を、わたしは不敬の徒、無神論主義者と呼ぶ。彼らは神に対する身の毛もよだつ濱神の言葉を臆面もなく口にし、忌まわしい暴言をまき散らし、そのいとわしい大罪をソネットに載せて世に送り、パリをゴモラに仕立てあげ、『諷刺詩集』を印刷させた。そんな不幸に陥ってしまったからその暮らしぶりはねじ曲がり、彼らの悪徳を教えたり、白い紙を赤くしないようにしたりと、人々があえてそれをひとつひとつとりあげては反論を加えるほどだ