人間は自分自身に対して、自己自身とその存在の意味とを解明しなければならない。人間はこの内面的な破れを克服するためにかりたてられ、そして自己を自然から、仲間から、また自己自身から隔てている呪詛を消散させるような「絶対者」や、他のなんらかの調和を熱望して苦悩するのである