ボルネオからアフリカへの、またメキシコから中国への旅行記をふたたびとりあげてル・ヴァイエは、多くの民がどんな神の観念も持たず、それだからといって徳のある暮らしぶりは妨げられず、それに対して過度の宗教心は迷信を生み、狂信や無秩序の要因となることを明らかにする