この種の普遍は《一つ》ではない。それは、個人がそれに参与していく先在的なもの(つまり本質とか形式)ではなく、むしろ、政治行動の壊れやすく、移ろいやすく、つねに不完全な試みなのである。それは現存を入れる容器ではなく、不在の置き場所である