かりに人間が人間を犠牲にすることによって善を成しとげられるというのが真実であり、それで私の血を代償として生きのびようとする生きもののためにおのれを生費にすることを求められたならば、もしも自分の利益とは関係のない、それ以上の、それに反する社会の利益に仕えることを求められたならば−私はそれを拒否する。もっとも軽蔑すべき悪として私はそれを拒否し、全力でそれと戦う。たとえ一分とたたずに殺されることがわかっていても、全人類を相手に戦う