政治哲学は、逆境にある彼らのために何をしただろうか。救った、と言わなくても、ただ彼らの生活がそれにかかっている日々の労働を行うのを保証してやるだけでもよかった。至るところ、仕事を虚しく探している不幸な民衆、さらには教養層で溢れかえっている。ところが他方では、彼らの同胞たちが怠惰と豊かさのなかで、のほほんと生活しているのである