君の唄に答えるためには、/ルクレティウスかエピクロスの自然論から/むずかしい理屈を二、三/借りてこなくてはならないだろう。/だが、彼らが言う神の本質論などは/あんまり無鉄砲で好きにはなれぬ。/僕が好むのはただひとつ、/快楽に関する説だけだ。/自然が心の奥底に/炎で焼いて彫りつけた/あのさからいがたい傾向に、あの好もしい性癖に/僕は従うだけなのだ。/神聖な放逸の中で、/僕はどんな欲望にも耳をかす。/知恵とはけだし/快楽への道だと思うから。