TransformStreamのPolyfillを入れるとStreamSaver.jsは動かなくなる

#JavaScript #WebブラウザのJavaScript #Streams_API

aes128gcm-streamの以下のコミットで、TranformStreamのPolyfillを入れた。

aes128gcm-streamはWeb上でPiping Server経由のエンドツーエンド暗号化したファイル転送で使っていて、少なくとも、これで動かないと困る。ただ、Polyfillを全体に入れてしまったため、他の部分にも影響が出るコミットになっている。

このPolyfillがStreamSaverに影響を及ぼし、今までStreamSaverが使えていたGoogle Chromeなどでダウンロードできないことがわかった。Netlifyのブランチデプロイして、見つけたので、https://piping-chunk.netlify.com/ には、TransformStreamのPolyfillなしでGoogle Chromeなどで、正常に動く。

そもそも、StreamSaverがSafariに対応していないため、Polyfillを入れようと言う考えはしなくてよかった。

ざっと読む感じFirefox Sendでは、以下の実装で、ストリーミングしながらダウンロードしている様子。StreamSaver同様Service Workerを使っている感じ。Firefox SendはSafariでも動くので、どういう仕組でうまく動くのか調べてみるのが良いかもしれない。

StreamSaverを読み解ことうしたは話は以下。

ReadableStreamをストリーミングしながらダウンロードできるStreamSaver.jsの仕組みを読み解きたい

イコールではないかもしれないが、Safariで動かないということは、iOS用ブラウザでも動かない。確かAppleはどのブラウザもAppleが提供するキットを使えと強制していたはず。iOSブラウザで使えないのは、問題なので、良さそうな方法を調べたい。

現在のところ、TransformStreamに限らず、Streams APIは発展途上だと思う。

あと数年したら、主要なブラウザでもっとサポートされていくと思っている。

（Node.jsでstreamの利便性はJavaScriptのエンジニアに伝わっていると思うので）　