Piping ServerがHTTP/2対応で得られそうなメリットたち
前提として、Piping Serverの転送速度は速ければ速いほど良い。遅延無しでデータ送れるほど嬉しい。
データを送る理由は、ないデータが欲しいからで、それにかかる時間は短いほど快適。
遅くしたければ、curlのオプションやpvなどで制御できる
つまり、早いは遅いを兼ねている。
もちろん背圧制御で遅い相手との転送も適切にさばかれる。
メリットたち
転送速度の高速化
Transfer-Encording: Chunkedより最適化されたframeの仕組みで、より同じデータを送るにしてもテキストを使わないぶんHTTP Bodyが削減できそう
(ヘッダのバイナリ化は大きいデータを転送する場合はあまり当てにしてない)
(server pushもPiping Serverの性質上、高速化の当てにはしてない)
HTTP/2の技術の上に実装される噂を聞いたため
UDPすると噂されているHTTP/3はTCPの可能性を超えた高速化が期待でき、既存のFTPやSSHなどよりも転送速度が上がる可能性も期待できるかも
もちろん、サーバーを経由するコストはかかるが
QUICはTCP+TLSの代わりに使えそうなので、FTP over QUICやSSH over QUICなども出てきそう
1コネクションに複数のストリームで多重化ができる
でやっているような双方向のコネクションをするときにソケットの削減が可能なはず