計算量で保証する暗号はいつか破られてしまう - 危殆化の話
#思考 #セキュリティ
安全性について考えている。
このページはただの危殆化の話。
以下のようなシナリオが考えられる。
エンドツーエンドで計算量で保証している暗号手法をしている。
暗号化されたデータはサーバーを経由され相手に届く(ほとんどのチャットツール: WhatsAppとかもP2Pではないはず)
サーバーはデータを保存しておく
将来(1年か50年か...)計算技術が今より向上する。
保存しておいた暗号文を復号する
計算の複雑さを利用しているので、時間が経てば復号化できるはず。
大事なのは、今すぐ暗号化されたデータの復号に取り掛かる必要はない。
いまの技術だと10000...0年かかったとしても、将来技術が向上したときから始めて、数日で解読できる可能性が考えられるから。
具体例としては、RSAの1024ビットで十分で言われていた時代の暗号が、今ならすぐ解けるよってこと(あくまでも例。すぐに解けるかは別。)。その暗号文を保存していれば、昔の暗号文が簡単に平文で読めるよってこと。
これが4096ビットになっても結局結論は同じ。
解決できる方法で思いつくのは、
保存できてしまうを解決できるとセキュアになりそう。
「アイデア: 秘密分散法とワンタイムパッド使って、異なるサーバーにデータを分散して安全性を高めたい案」に一つの解決策になりえるものを書いた
計算量に頼らない暗号化か