謝宇峰「梅・子どもの食堂」
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梅をデザインのテーマにしたのは、敷地の所在地羽木根公園が梅の名所であることに由来している。だから梅の花をねじ曲げて、建築の五枚の空間を作った。
建物のメインターゲットは子どもたちなので、安全性を考慮し、子どもが走り回らないように湾曲させることを意図している。また、室内のダイニングテーブルには丸テーブルを採用し、親子間の距離感を縮める工夫する。その曲線をベースに、建物のある公園でとても有名な梅の花の5枚の花びらをモチーフにした本体を作った。建物周辺は歩行者が多いため、周辺住民の短時間の交流の場とするために、建物の上下の位置を多少ずらして休憩用の台にしている。公園の凹凸のある丘の地形と、もともと子供たちの冒険遊び場であったことから、建物の中央部には壁に不定形の木材を使用し、それを使って屋根に登れるようにし、遊び心を加えて屋根がコミュニケーションや遊びの場となるようにする予定だ。
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設計時に周辺の環境を詳しく調べたところ、周辺の交通口は非常に多く、人の流れの方向は叶が多く、既存の設計は視線と働作を通じて周辺環境と良好な連働を形成することができた。
最終的に以下の3点をまとめ、館内で表現することになった。
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▲平面図と断面図
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▲模型の写真
講評:梅をモチーフにした意欲的な造形建築。5枚のヒダは、ただのメタファーではなく、敷地になじませるようにスタディされている点が評価された。波打つスラブに挟まれた空間が、ヒダが作り出す庭と繋がり、魅力的な場を作り出している。(佐屋)