福山彩乃「屋根テラス」
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・設計趣旨
まわす、ずらすなどの簡単な操作により箱の解体を行うことで新しい空間を生み出すことを実現させる。
これらの操作により生まれる凸凹で、隣の建物との距離が近いことで生まれる圧迫感を減らす、不規則に現れるテラスによって外部とキャンパスを感覚的につなげるなどの効果が生まれる。
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▲ダイアグラム
一見とても複雑に見える形を簡単な操作のみで作り出す。
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▲配置図兼一階平面図
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▲2階平面図https://gyazo.com/ef1d903d350ecf35590ff0109f2bb56b
▲3階平面図
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▲4階平面図
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▲5階平面図
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▲6階平面図
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▲7階平面図
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▲東立面図
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▲南西
ずらしやまわしの操作でできた凹凸により空間ができ、隣の建物との圧迫感が軽減される。
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▲3階から4階のテラスをつなぐ階段
上下階のずれた部分をテラスにすることで建築物内の様々な場所にテラスを作ることができる。。
テラスの出現は不規則であり、他の階の床がテラスに屋根をかけることもあるため内外の境界が曖昧になる。
各層のヴォリュームを幾つかの直方体に分割し、「ずらす」「まわす」の二つの操作で、複雑な形態、多様な屋内外の空間を実現した作品である。単純な操作がゆえに設計手法として汎用性があり様々な建築に応用できそうだし、この手法を発展させることで更に新しい建築空間を獲得することも出来そうである。(須藤剛)