黒川星奈「with WORK」
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リモートワークで自宅での仕事の機会が増えたことから、衣食住だけでなく“職”の要素も取り入れた住宅。
スキップフロアにすることで、家族を感じながら勉強・仕事の出来る空間を考えた。
柱と壁を組み合わせて、それぞれの空間を生み出した。
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1~1.5階平面図
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2階~屋上テラス平面図
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勉強室1
複数人でリラックスして作業する空間。リビングとキッチンに居る家族が見えるようになっている。テラスが広く、外で作業をすることも可能。
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勉強室2
個々で作業をする空間。最上階にあり、リビングの様子は直接見えないようになっている。
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各自の部屋はベットと収納だけの機能にしてある。
各個人の部屋にこもらず、家の中の適した空間をその都度選んで作業してもうため。
講評:リモートワークのできる住宅という、2020年ならではの切実な住居の提案である。3本のストライプ状の空間とそれら境界面を構成する柱間隔の差異という単純な建築的設定ながら、床レベル設定や壁・建具・階段などエレメントの配置を丁寧に施し、適度に分節された住居空間を獲得している。真四角で象徴性の強い外形となったが、周辺環境と手を結ぶ凸凹した外形の可能性も妄想させる魅力的な形式の発見を高く評価したい。(雨宮)
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