関根楽人「変遷」
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谷中を歩いてみて感じるのはくねくねとした道が生み出すあの路地感だろう。ただ歩いただけではわからないかもしれないが、谷中にはもう一つ特徴的なものがある。それは高地と低地を半分ずつ持ったことで生まれる起伏だ。あの路地感のある道を平面的と捉えるなら私は起伏という立体的な視点で谷中を捉えた。そしてその起伏が生み出す景色の変化が谷中のもう一つの良さである。よって私は路地のような空間を生み出し周りに溶け込むようにしながらも、起伏による景色の変化を感じられるインパクトのある住宅を設計する。
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谷中は谷中銀座を中心とし、散歩が楽しい。実際に地元の人や観光客など多くの人が歩いている。一階はその人たちに向けて開き、あえて住宅という"私"の空間の中に谷中を浸食させ"公"の空間を設けた。
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住宅というスケールにとらわれず、屋上からは谷中を見下ろす。屋根を歩き谷中らしい起伏を感じ実際にその目で確かめる。高い視点になることで道を歩いただけでは分からない、起伏という谷中のもう一つの姿が見えてくるのだ。
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講評:ここに入力(改行は不可)(仲條雪)