神保太亮「中間領域 -構造体の新たな役割-」
建築設計Ⅱ 地域センター/2021年度
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設計趣旨
既存の地域センターの建て替えを計画する。
既存建物の問題点に対し解決策を提示した設計である。そこに構造体を用いた新たな場、内装による空間の設定を提案する。
地域に愛され、建築物の状態が長い間ずっと保たれる建築とはどういうものなのか、また、地域外の人も気軽に利用でき、それぞれで交流が生まれるようなコミュニティ施設とした。
計画敷地
計画敷地は住宅街の中にあり、周辺の建物高さは6~10m程。最寄り駅のJR三鷹駅は中央線特快や総武線、東西線が通っていることもあり人でにぎわう。23区外ではあるものの都心へのアクセスの良さがあり、その住みやすさから三鷹に住む人も多い。また、この地域にはコミュニティ施設が多く、地域住民の施設へのニーズは高いと感じる。
既存の地域センターは閉鎖的で入りにくく、一見、コミュニティ施設だということがわからない。また、敷地いっぱいに立っているため圧迫感があった。この問題点を解決していく必要があると感じた。
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平面計画
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断面計画
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立面計画
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指導教員:中村航
講評:建物の高さを抑えるために地下を掘り、そこにB1〜2Fまでつながったジャングルジム状のフレームを挿入、ある部分は外壁や屋根となり、ある部分は日除けのパーゴラに、ある部分はガラス床と組み合わせてテラスに、ある部分は列柱となって屋外空間を半屋内化。構法と空間表現が一体化されて屋内外を横断しながら施設全体を構成する巧さが、魅力的な空間を作り出していた。(中村)
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