野村月咲「NO WALLS」
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家でも学校でもない、子どもにとって第三の居場所となる「子ども」食堂
「壁を感じさせない」という事をテーマに様々な人がこの空間に入って来られるように、物理的にも心理的にも人々に開けた空間となり、沢山の人に愛されるような子ども食堂を目指した。
ただ食事するという事だけでなく、この場所に来ることで新しい友達が出来たり、この場所に来ることが楽しみになる子どもが一人でもいてほしい
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△配置図
写真左上から時計回りに「広場に開けたウッドデッキ」「航空写真」「建物入り口付近」「屋上に上る階段」
内部の縦方向に空間の区分けを行ったことで、屋根に高低差が生まれ子どもの一つの遊び場となる。
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内外が連続的に繋がる子ども食堂だからこそ、多くの開口部がありそこから木漏れ日が室内に注ぐ。
時間によって移り行く光もこの建築の魅力となっている。
講評:プレート状の何枚もの床や屋根が少しずつ高さを変えながら場所や空間をつくるという形式により、公園と子ども食堂の連続性の獲得をめざした提案。4つのアクティビティを設定した平面計画からスタートし、それらが溶け合い外部へ展開していく。折り重なる床が公園へと広がり、子ども達の活動領域が内外に渡り拡張していくであろうことを予感させる。(都留)