川島瞭「絡み合う3つの面」
https://gyazo.com/a6ca252f1f5a5bd8c529246fac0bb4cf
"Concept"
https://gyazo.com/f9435288074a849f9f5a4424dddb75f5
1枚の板を1m単位で押し出すことにより、高低差や壁を生み出した。
https://gyazo.com/790fff88e8062d74f28227ee18800a43
この赤と白が交差するところは天井高が1mしかなく、普通に立って歩くことができない。
そこで「くぐる」という動作をする必要があり、窮屈・狭さという空間体験の要素になっている。
https://gyazo.com/5ad0d625c52cb91c1f3b3e0269c1dfbe
赤、緑が使われている縦の面は壁の役割だけではなく、通路にもなる。
この写真右側では白→赤、赤→白の繋がりで人が歩けるようになっている。
講評:XYZの3方向に対して、3つの面(赤・緑・白)を設定して、それを1mの帯に切り分け、面外に引き伸ばしたものを組み合わせることで空間をつくり出しています。今年度から「デザイン基礎Ⅱ」にコンピュテーショナルデザインが導入されましたが、その仮想空間での操作を経なければ生まれ得ない空間となっています。一方で、その結果を模型により実体化することで検証を行い、さらに仮想空間へと往復させることで、より強度のある空間を実現させることに成功しています。(佐藤慎也)