小俣陽也「居場所の園」
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子供の居場所が中庭を取り囲む幼稚園。その居場所は、柱と屋根の構造体「Source Table」の組み合わせでつくられる。
Source Tableの高さの違いや柱が内外に影響を与え、豊かな空間を生み出す。
大人たちの活動も巻き込み、居場所にあふれた開放感のある楽しい幼稚園。
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平面図
休憩スペースは地域の人が立ち寄ることができ、園児と地域住民との交流が生まれる。
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休憩スペース
低い手摺によって仕切られており、お互い監視の目があることで安全性もある。中庭型の園に開放感を与える。
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断面図
高さの違いによって内部には光が入ったり、外部では屋上での園児たちの遊び場になったりする。
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保育室
中庭の様子だけでなく屋上の様子が見え隠れすることで園児の活動意欲を刺激する。
講評:「Source Table」と名付けられた、4本の柱と屋根による架構の反復によって全体を構成することで、閉ざされがちな中庭形式を積極的に外部に開いた計画である。屋根の高さによってリズミカルな風景を作り出し、隣接する公園と連続した新たなランドスケープを創出させている。(近藤)
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