大滝萌 「交わり、繋がる。」
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現在の生活を振り返り、感じたことを改善して新たなキャンパスを設計することで、より充実した生活を送ることができると考えた。
タワースコラでの生活を振り返ると共有スペースが少なく、同級生や先輩との関わりが少ないように感じる。また、外部との繋がりがないため、閉ざされた空間にいるように感じる。
タイトルにもあるように、”人と人”また”内部と外部”が「交わり、繋がる」キャンパスにするため、以下のことを考えた。
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・各階にバルコニーを設けることで、外に出て休憩することができる。また、交流が生まれる場としても期待できる。
・吹き抜けを設けることで他の階にいる人と視線が交わり、開放的な空間をつくり出す。
・階段室の踊り場を広くすることで、人が集まる場所をつくる。また、階段室はガラス窓で囲われているため、より開放的な空間をつくり出し、外部との繋がりを感じることができる。
・1ー2階には誰でも利用できるようなカフェ、読書スペース、展示コーナーを配置することで、街や他大学の人とも繋がることができる。
・3ー5階では、「院生室×1/会議室・ゼミ室×1/研究室×2」を一つのまとまりとして考え、これらとデザインスタジオを同じ階に配置することで、先輩と後輩が関われる環境をつくる。
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△配置図兼1階平面図
講義室を道路に面して配置することで、キャンパスの近くを歩く人からは、学生が講義を受けている様子が見える。歩く人に学生やキャンパスでの活動に興味を持たせ、そこから繋がりが生まれることが期待できる。
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△2階平面図
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△3階平面図
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△4階平面図
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△5階平面図
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△6階平面図
講評:柱を3m外壁から内側に配置することによって、外壁周りの空間を特徴ある自由な表現とすることに成功している。3mのキャンティスラブで構成することによって、梁のない軽快な表現とすることができた。もう少しこの空間を明確に特徴ある平面(機能)とすることができればなお魅力的な案になったと思う。この案に到達するのに時間がかかり、プレゼンテーションに時間がかけられなかったのは残念であったが、秀作である。(永曽琢夫)