塚本琉海「コレイン ーcollectin of individualsー」
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設計主旨
建築とは多くの要素(個)が複雑に関係して成り立っている。このことを表す建築学科のキャンパスとしてこの形を提案する。周囲の人が建築に興味を持ち、学科内だけでなく周囲の人とのコミュニケーションが生まれることを期待する。
① 建築学科とは
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② 個の表現
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③ 個の配置(立面)
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④ 個の配置(平面)
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⑤ 地域への開放
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⑥ 緑化
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模型写真
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西側から見上げる。ハコの凹凸と階段、柱が複雑に配置され、奥行きのある奥に行ってみたくなるような空間になっている。
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講評会の様子。一階で講評会を行うことで地域の人たちも参加し、新たな建築の可能性が生まれるかもしれない。
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部分模型写真 部分模型を用いることで細かなディテールとハコの中の様子、スケール感がより分かるようになった。
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内観パース ガラスにより仕切られているためハコの中で行っていることが良く分かる。
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南側から俯瞰する。南側は大きなハコが多くあり、採光の良いバルコニーになっている。また、建物の荷重に関しては縦の荷重(自重、積載荷重)は400㎜×400㎜の柱で支え、横の荷重(地震、風)は厚さ400㎜の耐力壁で支える。
各種図面
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講評:個の集合体としてのサテライトキャンパスという、明快でリアリティのある提案である。確かに大学のキャンパスというのは、組織的な区分を持った集合ではない唯一のビルディングタイプなのかもしれない。正解としての合理性を伴う動線計画や諸室の配置計画は必要ではなく、そこでは目的に応じた個としての居場所をたくさん用意するものなのかもしれない。小さな単位を用いながら多様な居場所を隙間なく見事に表現している完成度の高い作品である。(篠崎弘之)