坂本愛佳「私の家、街に開く 花屋から始まる谷中の人々の繋がり」
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花のある暮らしは、忙しい毎日の疲れやストレスを癒してくれると言われている。ただ眺めているだけで、ただ身近にあるだけで気持ちが落ち着いて心も豊かになる。このような体験を谷中の住宅街から発信し、人々を繋ぐ空間を提案する。
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1階平面図
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各部屋を六角形で構成することでまちと関わる面積を増やした。
住宅空間と花屋が同じ空間に存在することでプライベートを確保しずらくなってしまう。なので住宅内でパブリック性の高いリビングを花屋の横に配置し住宅の中に入っていくほどプライベート性の高い空間配置にした。そのようにすることで、花屋と住宅が完全に別れることなく適度な距離感と繋がりを感じられる。
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2階平面図
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2階の住宅空間は壁を設けることなく少しずつレベルを上げることで空間を分けている。その段差を椅子や机として活用でき、部屋同士の繋がりを作ることができる。
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講評:六角形の平面形を反復配置して全体を構成することで、建物外形ラインが長くなり、街との接面が増え、そして、切り取られた不定形な庭が生まれている。内部空間では六角形の床を小さな段差で連続させ、平面的にも断面的にも多方向につながりをつくりだした。この形態操作に対して、どこまで意識的に設計できるかが課題であった。(佐屋)