内井翔太「廻る階段、生まれる交流」
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今のタワースコラでは院生と在学生のつながりや違う学年との交流がほとんどなく交流ができる場所もあまり設けられていない。キャンパス内でコミュニケーションを取れるスペースをつく
りつつ階段という誰もが通る場所にスペースを設けて交流ができる場所つくる。また、同じ階でのつながりや関係性を保つことはできるかもしれないが、上下階でのつながりを保つことは
難しいと考えたので階段という上下をつなぐスペースを大きくした。そして、建物をガラス張りにすることで外から建物内の様子を知ることができ、内と外との交流が生まれやすくなると
考えた。
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▲ダイアグラム 平面計画
敷地内に建物の基準となる線を設けて形を整えていき、できた四角形を部屋の形や階段のゾーンとして使っていく。大きな道路側に面している南側と東側に階段を回すようにして配置する。残りの場所をコアや通路、諸室ゾーンと割り振っていき、建物の中で動線を確保しつつ建物の中で上下で部屋の位置を合わせることでそれぞれの階層で部屋がごちゃごちゃしないようにした。
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▲ダイアグラム 断面計画
各階の関係性が薄く、つながりがないので交流が生まれにくいとこころに、各階を結ぶ階段を設置して上下階での関係性を生まれさせる。階段に交流できるスペースを設けて交流する空間として使われるように設計した。
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▲断面|南立面|東立面
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▲1階
1階の入口上部やエントランスホールの上は吹き抜けになっており開放的な空間にしている。また、カフェ/図書カーナー展示コーナーを配置してひとが入りやすかったり、集まりやすい空間にしている。エントランスの先に大きな階段がありそこに向かって行けるような入口の動線にし、その階段ではくつろげる場所を用意して交流ができるようにした。
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▲2・3階
2階のアクティブラーニングスペースからはエントランスホールや階段の様子を確認することができ、入口からも近いので学生だけではなく一般の人も使うことができる。3階の会議・ゼミ室はガラス張りが多く、コミュニケーションも取りやすく設計している。
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▲4・5階
4階と5階にはデザインスタジオがあり、そこをつなぐ階段が講評スペースの役割を果たしている。デザインスタジオは部屋にせずに通路とつなげることで出入りがしやすくなり、友人との意見交換や交流がしやすくなる。段差をつくることで通路との空間の違いを生まれさせた。
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▲6・7階
6階と7階は研究室と院生室を配置して院生室は研究室と同じ部屋に配置いる。5階から6階への階段では外側が階段、内側が交流ができるスペースとなっており、そこでくつろいだり話し合ったりすることができる。一方で6階から7階への階段では交流スペースを設けていないが、踏面が大きくとられた広々とした階段になっており、話しながらゆったりと上ることができる。
講評:ここに入力(改行は不可)(山中)