中根圭太 「スパイラル ~遊園地から原っぱへの緩やかな繋がり」
建築設計Ⅲ 豊かなオープンスペースを持つ複合施設/2023年度
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設計趣旨
南青山の賑わいと静けさのギャップを複合施設の商と住を結ぶ足掛かりにし、青木淳さんの原っぱと遊園地を参考にしながら、スロープを用いてコンプレックスを解く。
敷地図
交差点に面した計画敷地には南青山の喧騒と住宅街の落ち着いた様相の異なる二面にさらされている
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コンセプト
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平面図
1階は商業部で、高低差のあるステージを中心として、スロープ動線によりグルグルと回遊する空間になっているhttps://gyazo.com/0a030796a4babc78911a29e0dd9a41bf
B1階から2階まで商業空間であり、2階にはスロープマルシェや職住一体の住戸もある。3階から5階にかけて空間はより住民の趣味や生活が溢れる私的な空間へと変化していき、スロープの扱いも動線としての機能以上に原っぱのような居場所として自由な場になる。
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三層吹き抜けのオープンスペースとスロープ
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交差点側スロープ
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交差点側スロープを上から覗く
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断面図
商業部は吹き抜けや緩やかなスロープによって開けた空間になっている一方で、上階に上がるほど村のような少し内向的な景色へ変化する
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パース
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スロープを伝い緩やかに賑わいが住民に寄り添い変化していくような、明確な境界を持たずに、利用者と住民のどちらも居場所を探せるそんな多様な建築を目指した
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担当教員:馬場兼伸
講評:スパイラルという名の通り巨大なフレームの中にとぐろを巻いてスロープが駆け上がり、機能や内部空間はそこに取り付くアドホックな小屋が提供するという案。建築全体がストリートであるという意思に貫かれたスラブのプロポーション、寸法、勾配が「道/敷地/建物」「動線/床」の境界、そしてオープンスペースとは何かを問う主旨を明快に示しているが、スラブと柱=スケルトンと小屋群=インフィルに主従関係が強く、境界の位置は流動的だがサブタイトルにある遊園地とはらっぱの反転は想像しづらい。今後はそれぞれの自律やどちらでもない第3項を立てるなど、一方的な依存ではない、多義的な状況についても考えてみてほしい。(馬場兼伸)
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