インシデントコマンドシステム
世界標準の災害・危機管理システムです。
予め現場指揮官に権限を委譲し、現場指揮官が迅速に意思決定できるように標準化されています。
全ての者が共通に従わなければならないルールは以下の通りです(Wikipediaより)
基本的に全ての指示を自分の所属する ICS 組織から受けること。(自分が報告すべき場所、報告すべき時刻、任務遂行時間、割り当てられた任務の内容、通信方法など)
自分の任務遂行に必要な消耗品や資機材は、自分で持ってくること。(長期の任務遂行の場合は日常品なども)
現場に到着し次第、必ず登録(チェックイン)をすること。登録をする場所は、場合によって異なるが、ICP(現場指揮所)内の勢力係、SA(待機所)、IB(基地)、キャンプ、ヘリベースまたは地域隊長や班長とする。
無線交信の際は、誰にでも分かるように明瞭に話し、無線コールサインなどは使用しないこと。施設名称は、災害の名称や場所の名称を付加して呼称すること(「△○事故現場指揮部」、「△○公園待機所」のように)。人の呼称は ICS の役割呼称を使用すること(「△○係長」、「△○部長」のように)。
直属の上司から緊急事態の概要に関するブリーフィングを受けること。自分の役割を確実に理解すること。
必要な文書を受け取り、自分の作業場所は自分で探し設置すること。
自分の部下は自分で組織し、自分でブリーフィングすること。
交代の者が来た場合には引継ぎのブリーフィングを実施すること。任務を離れる前に自分が担当している書類を作成し、上司または文書係に渡すこと。