アウトランナー
アウトラインoutline+ランナーrunner(匍匐茎)の洒落。 ランナー(匍匐茎)とは、植物が地上を這うように茎を伸ばして接地したところで根を張り新たな株を作るものである。
身近なものでは苺や芝がそうやって増える。(あっという間に増える)(油断して放置するとえらいことになる)
アウトライナーで思索を広げて深めてということをしていくとき、伸びた先でも元と同じ程度のサイズで思索が展開することがよくある。 それは植物で言うなら、ランナーを伸ばしてそこからまた株ができるようなものな気がした。
元の株も新たな株もそれぞれが成長して葉をつけて花を咲かせて実を作る。そして新たな株からもまたランナーが伸びていく。最初は元の株から栄養を受け取っているが、やがて根が伸びて自力で生きていけるようになると、ランナーは切ることができる。苺の場合はそうやって株を増やして植え替えてということをする。
アウトライナーで起こることもそれと近いのではないか。
なお、英語でoutrunnerと言うと、「外を走る人、(馬車の前を走る)従者、(犬ぞりの)先導犬」といった意味になるらしい。
経緯
kerai14: 枝や根のメタファーだとどうしても先に行くほど細くなっていくイメージだけど、アウトライナーはズームとトピックの移動ができるおかげで、すべてを同じ大きさに扱うことができる。そこが(も)魅力だと思う。
こちらのツイートを受けて、
nora.iconそれは本当にそうですね! 枝と根のメタファーは「伸びていく」感はありますが確かに先細りのイメージもくっついてしまうので、枝には「実」、根には「芋」みたいなイメージを常にくっつけて語ったらいいのかもと今思いました。 nora.icon「実」や「芋」は等価というより「成果物」感がむやみに高まってしまうか🤔 あるいは苺とか芝とか、ランナー(匍匐茎)で伸びていってその先で新たな株を作るイメージがいいかもしれない。
こう考えて思いついた。