▽自分の出力は読み手と同じ体温の「わかる……」でありたい
nora.icon自分には面白いものを生み出す力はないのではないか、という思いがずっとあって、noteという大海を眺め始めてからはその気持ちはますます増していくばかりだったが、それは「本質」とか「最前線」とか、今の私からは離れた場所にあるもので勝負しているものばかりが目に入ったからかもしれない。
nora.icon身の程を知るのは大切であろうとは思うけれど、そもそも目指してもいない場所にある輝きを見て「自分の価値とは…?」という悩みに陥るのは建設的ではないな。仮に自分に輝きがあっても本当にそこに行きたいとは思わないのだし。行けても行かない場所に焦がれるのは、当社比で軽度の鬱に近づいている。
nora.icon「真理」的なものを探究していきたいとは思うけれど、「これこそが真理ぞ!!!」ってバーンとやりたいかというと、別にそうでもない。なんかもっと、楽しく笑えるものがいい。ンッフフwwってなるのがいいな。ついつい憤りとか嘆きとかで強く何かを言いたくなるし、逆に抑えて無難になり過ぎるけれど。
nora.icon笑えるというか、クスッと笑えるのも目指したいけど、それより「わかる…………」みたいなラインだな。自分の体験を何か叙情的に変換した形の作品ではなく(誰かが書いたそれらは素敵だけど)、文学的でも啓蒙的でもない、読み手と同じ体温の「わかる…………」を置いていきたい。