▽「メタ認知」の四文字でメタ認知から遠ざかる（かも）
nora.icon「メタ認知」などの用語、その行為と状態を指し示すために名付けなければ取り扱うことができないので用語がなくてはどうにもならないけど、一方で「メタ認知」と表現した瞬間に何となくメタ認知そのものから遠ざかる気配を感じてしまう。
nora.iconメタ認知を「メタ認知ってものがあるらしいぞ！」と知って取り組もうとしたとき、誰かの例示を「メタ認知とはこうするものだ」というルール的なものとして取り込んでしまい、純然たるメタ認知で自己を見るのが難しくなりそうというか。（これは「イメージ」の話で、実際どうかはわからないところ。） nora.icon何事にも名付けは取り扱うために必要だが、名付けることによって全体を理解しなくとも取り扱えてしまう状態になるということに、どことなく危うさを感じている。 nora.iconそこに個々人の（あるいは人類の）傲慢さが入り込む余地ができてしまうというか。