OpenPose の使い方
OpenPose により骨格の座標データを出力する方法について説明する.
それぞれのコマンドはプロジェクトのルートディレクトリで実行することを想定している.
OpenPose の基本的な使い方
以下のコマンドを実行することで任意の映像の骨格を推定結果を見ることができる.
./build/examples/openpose/openpose.bin --video examples/media/video.avi
骨格推定結果の映像の保存
先ほどのコマンドは,推定結果を見るだけで,結果の保存はできない.
保存するには,--write_video オプションを用いて以下のように実行する.
./build/examples/openpose/openpose.bin --video examples/media/video.avi --write_video output/result.avi
JSON形式での保存
上記2つのコマンドは元の映像に骨格を重ねた映像を出力する.
しかし,プログラムにより分析を行うにはフレーム毎の骨格の座標データが必要である.
出力結果をJSON形式で保存するには以下のコマンドを実行する.
./build/examples/openpose/openpose.bin --video examples/media/video.avi --write_json output/ --display 0 --render_pose 0
コマンドを実行すると output ディレクトリ以下にフレーム毎の座標データが保存される.
出力形式
出力結果は25個の骨格ごとに(x座標,y座標,確率)の順で配列で表されている.