疑似乱数
from 徹底解剖 TLS 1.3
外部から与えられた乱数シード値を基に、周期が十分に長く、統計的な偏りの少ない乱数列を決定論的に生成する技術
質の高い真正乱数をじかに生成することが難しい場合に、真正乱数をシードとして疑似乱数を組み合わせることで質の高い乱数を得る、といった目的で使われる
また、同じシード値に対しては同一の乱数列を生成するため、再現性が必要な分野でも利用される (シミュレーションなど)
代表的な疑似乱数アルゴリズム : Hash_DRBG、HMAC_DRBG、CTR_DRBG
乱数の質に関する規定の例 : NIST による SP 800-90A/SP 800-90B
IETF では、RFC 4086 で指針を提供