注意欠陥・多動性障害
略 : ADHD
脳科学的な話
二重経路モデル : 以下の 2 つの問題として ADHD のことを説明しようとする
「物事の優先順位を決められない」 「難しい課題を後回しにしてしまう」 という特性は、遂行機能障害という脳の機能障害に結び付けられた → これだけでは説明がつかない
報酬系と呼ばれる神経回路の機能障害説
DDT (dynamic developmental theory : 力動発達仮説) : ADHD の子はドーパミンが維持されず、一度怒られたりしてもそれが持続しない → 躾けにくいと思われる
DTD (Dopamine Transfer Deficit : ドーパミン移行欠陥仮説) : 行為に対して報酬をあげるということを何度かしたあとに、健常発達の子は報酬無しでも行為だけでドーパミンが出るが、ADHD の子はなかなかドーパミンが出ない
参考文献
普通という異常 健常発達という病