日本が先進国から脱落する日
アベノミクスの円安政策が原因 → 本質は、賃金を下げて株価を上げた 政治が円安を求めるのはなぜ? → 輸出企業の利益が増えて株価が上がるため
企業利益が増えるトリック
1. 国際的には賃下げ
日本円での賃金は増えないので、円安により国際的な観点から見ると賃下げに相当 → 労働者の対外購買力が低下
2. 消費者物価への転化
輸入物価が高まる → 半年遅れで国内の消費者物価に反映される
本来は技術開発による生産性の向上が必要だったが、円安でそれを怠った
賃金上昇しているアメリカの事例
アメリカ商務省の統計で、情報・データ処理サービス部門の一人当たり賃金は 18 万ドル超 (2000 万円超) こうした新しい産業が経済をけん引
情報・データ処理サービス部門だけだと全雇用者の 0.3 % しかないが、ソフトウェアを含む出版なども含んだ高度サービス産業は全雇用者の 11 % 程度
アメリカでは新しい産業が経済全体をけん引しているが、日本では古い産業構造が続いている