リーダーシップ四機能論
リーダーシップの機能は、一般に 2 つに分けられる
2 つ
目標達成に向けて、メンバーに役割を与え、指示し、督励する機能
個々のメンバーを理解し、人間関係に配慮し、集団を維持する機能
4 つ
配慮 (Consideration) : メンバーを理解、尊重し、友好的であたたかい思いやりを示す行動
体制指導 (Initiating Structure) : メンバーの役割を明確にし、指示し、組織化する行動
生産強調 (Production Emphasis) : 目標や使命を強調し、集団の生産性を高める行動
感受性、社会的感覚 (Sensitivity, Social Awareness) : 周囲の状況や圧力に対する感受性や社会的感覚
後ろの 2 つは全体への寄与率が前 2 つと比べて極めて低かったので、リーダーシップを 2 機能で説明する理論として有名
「配慮」 と 「体制指導」 の 2 機能
2 つ
リクルートの組織活性化研究所の前身である組織開発部の研究
リーダーシップ行動を構成する 4 つの因子
情報提供 : 仕事を進めるために必要な情報や知識や技術を部下に提供する能力
職務能力 : 管理者自身が有する職務遂行能力、計画力、問題解決力
配慮
督励
従来から言われていた 2 要素 (配慮と督励) 以外に、2 つの重要な要素がある
さらなる研究
要望性 : オハイオ研究の体制指導や PM 理論の P 機能に該当
共感性 : オハイオ研究の配慮や PM 理論の M 機能に該当
通意性 : 仕事の上で必要な意味のある情報を十分に提供する
信頼性 : 部下から見て、上司が信任に値するかどうか