フロネシス
古代の
哲学者
アリストテレス
が提唱した概念
関連 :
アリストテレスによる知識の分類
事実上、
西洋哲学
では 19 世紀まで無視されてきた
注目されたのは、
現象学
と
プラグマティズム
が
ヨーロッパ
と
アメリカ
で盛んになってきたから
実用に役立つ
知恵
(= 高次の
暗黙知
)、という意味
実践知
や
賢慮
と訳される
『
ニコマコス倫理学
』 によると、フロネシスとは 「人間にとってよいことか、悪いことかに基づいて行動できる、真に分別の備わった状態」 のこと
野中郁次郎
らによると、「適宜に適った賢明な
判断
を下せるとともに、
価値観
や
原則
や
モラル
に即した
行動
を取ることを可能にする経験的な
知識
」 とのこと
日本語
の
徳
に似ている
インド
の
ユクタ
にも通じる
何をすべきかを知る知識
文脈
が考慮される
キーワード
行動
: 行動を起こすことに関わる (行動のない実践はない)
文脈
: 文脈に応じた最適な行動をとることに関わる
善
: 善の行動を起こすことに関わる
目的
: 目的に合致した行動を起こすことに関わる
参考文献
ワイズカンパニー 知識創造から知識実践への新しいモデル