パターン
パターンとは設計の要素
各パターンはシステムに構造を付け加えることで問題を解決する
このアプローチの主な教義には、インクリメンタルな修復と漸進的成長、経験に基づく構築、さらには人生の質 (QoL) への配慮などがある この考え方は 1990 年代にソフトウェアコミュニティ (特にオブジェクト指向プログラミングコミュニティ) に採用された
パターンの概念の理解は難しい。 よく誤解されている
あるコンテキストにおける問題に対する解決法、という直感的な側面もある。 が、それだけではない
パターンとは何かを理解するためにはまずパターン言語について理解する必要がある パターンとパターン言語は切り離せない
パターンの第一の目的は、パターン言語内の他のパターンとのつながりを構築すること
パターンの短く不正確な定義 : 『繰り返し発生する構造的な形で、あるコンテキストにおける問題を解決するもの。 なんらかの全体の全体性あるいはシステムに寄与し、美的あるいは文化的な価値を反映する。』
パターンの構成要素 :
パターンの名前
問題が発見されるコンテキスト
パターンの背後にあるフォースやトレードオフ
フォースというのは、人を動かす力とか文化的な背景みたいな感じなのかな nobuoka.icon
解決策の提示
パターンがうまく機能する理由などの議論
他のパターンへの参照
パターンには問題についての独立した説明はない
問題はコンテキストから独立しているわけではないため
問題は自然に発生するわけではなく文化的なコンテキストの中から生じる
それぞれの文化には、許容できるものとそうでないもの、構造的なものとそうでないものに関しての美的感覚がある
パターンは、設計の人間的要素に敬意を表しているのだ
パターンは小さく局所的なものになりがち
「組織構造」 のような大きなパターンはない
パターン同士が複雑に相互作用しあい、創発的な構造や振る舞いを生み出す