システム・ソフトウェア品質標準の歴史
一般製品のための品質関連の国際標準 :
ISO 9000 ファミリ
(対応 JIS :
JIS Q 9000 ファミリ
)
ISO/TC 176
が 1979 年に組織
最初に
ISO 8402:1985
(Quality Vocabulary) が制定
ISO 9000 シリーズ
の一環として、
ISO 9000-3
が 1997 年に発行
この業務は後に
ISO/TC 176
から
ISO/IEC JTC1/SC7
に移管されて、
ISO/IEC 90003:2004
(Software engineering -- Guidelines for the application of ISO 9001:2000 to computer software) として発行
SQuaRE シリーズ
の前身である
ISO/IEC 9126 品質モデル
は、日本の品質展開、ベームなどの品質モデルその他に啓発されて、
東基衛
氏が提案して採択された
1991 年に
ISO/IEC 9126:1991
(対応 JIS は
JIS X 0129:1994
) として発行
後に、その品質モデル単独では使用できないという意見 → 以下が提案されて刊行
ISO/IEC 9126 シリーズ
(
JIS X 0129 シリーズ
) : Software engineering ‒ Product quality 全 4 巻 (ソフトウェア製品の品質)
ISO/IEC 14598 シリーズ
(
JIS X 0133 シリーズ
) : Software engineering ‒ Product evaluation 全 6 巻 (ソフトウェア製品の評価)
ISO/IEC 25000 シリーズ
(
SQuaRE シリーズ
) は、
ISO/IEC 9126 シリーズ
、及び
ISO/IEC 14598 シリーズ
の統合と改定を目指して、1999 年の SC7/WG6 金沢会議で提案され、検討の結果、2000 年の JTC1/SC7 マドリッド会議に WG6 から提案し承認
ISO/IEC 25000 から 25099 までの番号を SQuaRE シリーズのために自由に使用してよいという決定
参考文献
システム・ソフトウェア品質標準 SQuaRE シリーズの歴史と概要
JIS X 25000:2017