コンサル一年目が学ぶこと
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職業、業種を問わず 15 年、20 年とずっと役に立つ技能を説明する本
大枠
話す技術 : 主にコミュニケーション面
思考術
デスクワーク術
ビジネスマインド
1 章 : コンサル流話す技術
結論から話す
nobuoka.icon 『一番伝わる説明の順番』 では、「結論の前に前提を伝える」 って話があったな 本書でも 「相手は何も知らない」 という前提で考える、って書かれてた
言い訳をしないというのもそうだし、上司の間違いを指摘する、みたいな言いにくいことを言うというのもそう
数字 (ファクト) とロジックが重要
文化を考慮するようなハイコンテキストなコミュニケーションをしない (ローコンテキストにする)
多様な人が集まったチームではハイコンテキストなコミュニケーションは困難
「人を動かすのは論理ではなく感情だ」 というような話もあるが、筋が通っていて初めて感情面が意味のあるものになる
相手に理解してもらう
知らない人にも伝わるように
相手の理解度を把握する
相手の仕草を観察 (資料をめくるスピードなど)
資料なども相手のフォーマットに合わせる (クライアントの資料の作り方から思考パターンを読む、など)
相手を知るという点では社内用語も重要
nobuoka.icon 「カスタマー」 と 「クライアント」 って社内用語を使ってる会社の例が出てきたけど、リクルートっぽいなw ビジネス上一番大事なことは? : 相手の期待値を超え続けることが大事 → 期待値を把握する必要がある
若手だと、上司の期待値を超えるということが大事になるかも
2 章 : コンサル流思考術
どう考えたら答えが出るのか、という道筋をまずは考える → そこで合意
コンサルティングの提案書も、どう考えるかを示すもの
それぞれの論点について数値で分析
重要な点を見つけ、解決策を出す
良いロジックツリーを作れるようになるには適切な指導者がいる
事実と解釈とアクションを区別するために、見出しをつけてみてもよい
仮説に対する検証として調査をする
自分の意見を持ってことにあたる
重要なのは情報量ではなく考えること
何かの情報 (見出しなど) に触れた時、すぐにその理由を求めて詳細を見るのではなく、自分なりに考えてみる
そうしてはじめて情報から学びを得られる
3 章 コンサル流デスクワーク術
議事録には、決定事項、決まらなかったことや確認が必要なこと、ネクストアクションを書く (これらを見出しにしてしまう)
時系列は無視して構造化
根拠となる数字や事実と、自身の解釈や主張を 1 スライドにまとめる
作業計画の方法 : 空パックを作る (作業開始時に最終成果物の骨組みを作る)
言語を学ぶにも頻出語を 1000 語覚える、などが効率的
4 章 プロフェッショナル・ビジネスマインド
相手が求めていることをする
会議に出席するのにもコストがかかる → 発言せず貢献がないなら参加する意味がない
時間はお金という意識で時間を大切に
経営者から見ると、社員の時間はお金そのもの
速さと質は両立する
ダメならダメで、その方向ではうまくいかないということを素早く学ぶ (仮説検証サイクルの高速化) チームとしてのリスクコントロールのためにも、うまくいかないことは早めに開示
コミットメント力を高める : 約束したことをやりきる
人の手を借りてでも約束を最優先
新人は徹底的に守
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