アンチソーシャル・セオリー
Leo Bersani が打ち出した徹底して受動的なセックス観から繋がってくる一派
種々のマイノリティの当事者は、ソーシャルな活動をやってきた
互いの問題の共通点を認識しながら、世の中できちっと権利主張をしてきた
それに対して、アンチソーシャル、反社会的な立場
クィアな欲望はそもそも倒錯的で、どうしたってマジョリティ社会の規範性からは逸脱する
子どもを産んで人類の存続に貢献しましょう、というのとはぶつかる
基本的にクィアであることはノー・フューチャー (未来なし) を宣言することである、という議論
クィア理論家のリー・エーデルマン 『No Future』
クィアであることを徹底するなら、社会の未来なんてくそくらえだ、というかたちでアンチを突きつける
これはいくら何でも絶望的なので、ここからさらに進んでクィア・フューチャー (クィア・フューチャーズ) をどう考えるか、という問題提起も出てきている
参考文献
欲望会議 「超」 ポリコレ宣言