システム化に対するニーズと要求/要件の使い分け
『
SEC BOOKS 共通フレーム 2013
』 より
要求
と
要件
は、いずれも
requirement
の訳語
国際規格での定義の例 : 製品またはプロセスの運用/機能/設計上の特性を識別する文で、曖昧性がなく、テスト可能で、測定可能で、(顧客または内部の品質保証ガイドラインに) 受け入れられるために必要であるもの
事業目的や業務目的に照らして 「本当に必要か」 が十分検討され、要求が満たされたことの基準や手段がはっきりしており、明文化されているもの
ニーズ
要求
以前の、
ステークホルダー
の意図や要望、思いや夢など
必要性が十分検討されていないか、曖昧な状態
企画プロセス
や
要件定義プロセス
は、
ニーズ
を
要求
に変換するプロセスだとみなせる
ニーズ
と
要求
は
プロセス
によって相対的なもの
企画プロセス
は
経営
や
市場
の
ニーズ
から
事業要件
を導く
事業要件
は次の
要件定義プロセス
にとっては
ニーズ