エッセイストのように生きる
松浦 弥太郎
2024-03-08
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寝る前に、その日の「よかったこと」を3つ思い出してメモする
考えがフリーズするときは、直視できていない悩みや不安・ストレスを抱えているとき
「自分を見つめる」
あたまの中にある言葉をマインドマップにすべて書き出す
「知る」入り口を狭くする
日々多量の情報
「このニュースを知ることで明日、1年後の自分にいい影響があるだろうか」
肩の力を抜き、インプットのペースを落とす
スマホをともなわない「ひとり」の時間
散歩に行くとき、スマホを置いていく
「考えない時間」
ぼんやりタイムを1日30分から1時間
「読む」は毎日続ける、そうするとどれだけ本に没頭できるかがコンディションのバロメーターになる
毎日読むから状態の微妙な変化を把握できる
ちょっと合わない本も「全肯定」、第一印象で決めつけない
「広辞苑」は良い
エッセイを書くには、日々残しているメモが手がかりに
書いたエッセイをオープンにするといい理由ふたつ
あたらしいコミュニケーションが生まれるから
読み手との関係性によって文章が良くなるから
ふたつの書き方
プロットをつくらず、自由に書いていく
「はじめと真ん中と終わり」をあらかじめ決める
読み手を引き込む3つの書き出し
感情
疑問
回想
言いたいことは一つだけ
見つけた答えの全部は書かない、言い切らないで読者に考える余白を残す
文章は具体的に、情景描写は細かく
推敲は、書いてからある程度時間を置いてから、コツは「減らす」こと、推敲の最後には声に出して読む
エッセイを書くことと健康はお互いに作用する
エッセイを書くことでメンタルは安定する
心の調子が整うと、自分をケアしてあげようと思える
心身が健康になれば、日々こつこつエッセイを書きつづけることができる
エッセイストという生き方は「ドクター・ユアセルフ」、同時に「ドクター・ユアセルフ」することでエッセイストとして生きることができる
教科書的エッセイ
串田孫一「山のパンセ」
志賀直哉「志賀直哉随筆集」
向田邦子「父の詫び状」
伊丹十三「ヨーロッパ退屈日記」
内田百聞「百鬼園随筆」
吉田健一「私の食物誌」
日髙敏隆「ぼくの世界博物誌」
長田弘「アメリカの61の風景」
安西水丸「青山の青空」
丸谷才一「思考のレッスン」
宮本常一「忘れられた日本人」
和田誠「銀座界隈ドキドキの日々」
北大路魯山人「魯山人の料理王国」
佐藤雅彦「考えの整頓」
椎名誠「新宿遊牧民」