自分用の数学書の読み方
※数学が得意ではないし、読むのに時間をかけられないけれど内容を必要な分吸収したいという場合の話nonica.icon
Gemini.iconとの相談の結果
基本方針: 実装ファースト、必要駆動、高速周回
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目次から、自分の研究に必要なトピックが含まれているか確認し、読むべき章や節を特定します。
定義と定理の把握
定義と定理の主張を、数式を中心に、声に出して、あるいは書き下して読みます。 数式の意味を、自分なりの言葉で説明できるように心がけます。
証明は一旦飛ばします。 まずは、定義と定理が何を言っているのかを理解することに集中します。
重要な概念やキーワードは、ノートやスプレッドシートなどにメモしておくと、後で見返すときに便利です。
例題
例題を解きながら、定義や定理がどのように使われるのかを確認します。
分からないのは仕方がない
証明の理解に時間をかけすぎない: 証明を完全に理解することよりも、定義と定理を使って問題を解けるようになることの方が重要です。証明は、必要になったときに、その都度確認すれば十分です。証明を軽く読み、証明の流れや使われている主要なアイデアを把握することに注力しましょう。
完璧主義にならない: 数学は奥が深いため、一度ですべてを理解することは困難です。分からないことがあっても、深入りしすぎずに、先に進みましょう。高速周回を繰り返すことで、徐々に理解が深まります。