なぜオタクはVTuberで対立するのか
最近何かと世間を騒がせる存在「VTuber」。
動画配信サービス「YouTube」において、自身をバーチャルな存在としたうえで配信を行う人々のことです。
そのVTuberですが、不祥事やさまざまな疑惑によってSNSが炎上すること多数。
そして、そのほとんどがVTuber嫌いオタクとVTuber好きオタクの対立なわけです。
にわぺくんは「なぜVTuberは対立の原因になるのか(そもそもなぜ自分がVTuberという存在に興味を抱かないのか)。アニメキャラと同じ二次元コンテンツなのに」と感じていたので、個人的に分析してみました。
なぜオタク同士がVTuberで対立するのか。
それは、「VTuberは卵から、アニメキャラは鶏から」という性質があるからです。
「卵が先か鶏が先か」という言葉をご存知でしょうか。
卵が先に生まれたのか、それとも鶏がいたのか、でも鶏は卵から生まれるし、卵は鶏から生まれるし...的な問題です。
にわぺくんは、VTuberが「卵からの存在」、アニメキャラが「鶏からの存在」だと思っています。
以下これについて箇条書きで解説します。
VTuber
決まったセリフが存在しない。あるのは大まかな設定のみで、配信におけるセリフ等の裁量(さじ加減)は配信者、つまり中の人に任されている
基本的に自由な存在(だから不祥事や個人的事情がピックアップされやすい)であり、キャラクターの皮をかぶって配信しているため、メインはあくまで中の人
会社が卵を生み出し、それが鶏に成長して自分で鳴いている→卵から始まっている
アニメキャラ
セリフや性格が確立している
基本的に割り当てられたシナリオやセリフに声優が声を入れるため、メインはあくまでキャラクター
会社が鶏を生み出し、すでに存在する鶏に鳴き声を当てているに過ぎない→鶏から始まっている
にわぺくんはこんな感じに分析した上で、VTuberに関するオタク同士の対立は「卵から始まった存在を好きになれるか、鶏からの存在しか好きにならないのか」の違いから生まれると定義づけました。その上で、そういう認識がオタクの中で潜在的に存在するから対立が生まれるのではないか、とも考えます。
世の中には鶏肉が好きだけど卵は嫌いという人もいるし、逆に卵は好きだけど鶏肉が嫌いな人もいると思います。
もちろん両方好きな人もいれば両方嫌いな人もいます。
「VTuberはクソ!」と「VTuberは神!」の対立は、鶏肉が好きだけど卵は嫌いという人が「卵はクソ!!」って言ってるのに対し、両方好きな人が「卵は神だろ!!」って言ってるようなもんです。
そんな感じのことを考えながら、VTuber関連の記事やTL、オタクツイートを(アイプラしながら)見ています。
以上、キモオタのVTuber分析記録でした。