順序非可換=新規性
https://gyazo.com/122f33908c0e5108d5e627a47d75d066
Sの内部に限定するとAとDにリンクはない
限定しなければSの外のBとCを介してリンクがつながる
AとB、CとDが同義語である場合にあらかじめ同一の点とするか、リンクを繋げるだけにするか
同一の点とするとSでカットするかどうかによって経路が変わることがなくなる
この変化の抑制が良いことであるかどうかは状況による
「非可換性をなくす」=「視点の変化による新しい発見を妨げる」という解釈もできる
関連
この図は「アナロジー」の図とほぼ同じ
今回の議論ではAとB、CとDが同義語のような強い関係
アナロジーの議論では「これが似ている」という関係
ver.1
GPT5.icon
了解。順序非可換=新規性、を「境界操作𝔅」と「商(別名束ね)操作𝔔」で噛み砕きます。
核心
操作を “射” とみなす=「データの見え方」を変える関数として扱う
非可換=同じ2操作でも 順番 が違うと結果が変わる
曲率 𝒦 := 𝔅𝔔 − 𝔔𝔅=その“順番差の残り”を数式で表したもの
新規性=𝒦が0でない(順序で結果がズレた)ところに生まれる
直感図(たとえ)
地図を「範囲で切る」=𝔅(都内だけ表示)と、「別名を束ねる」=𝔔(“都庁/東京都庁/Tocho”を同一束に)の2操作を考える。
先に束ねる→あとで範囲を切る(𝔅𝔔)
同じ建物の別名を一つにしてから、都内だけ残す。
先に範囲を切る→あとで束ねる(𝔔𝔅)
都内だけに絞ってから、残ったラベルを束ねる。
違い:都内“外”にしか現れない別名は、先に𝔅(範囲を切る)をすると消えてしまうため束ねに参加できない。
→ 2通りで 残るノードも、つながり方も変わる。
→ これが 𝒦 = 𝔅𝔔 − 𝔔𝔅 ≠ 0 の直観(順序で出力がズレる)。
極小例(最短ルートが変わる)
ノード: A=「Garoon」、B=「グループ」、C=「Gr」、D=「ガルーン」。
エッジ: 文脈リンク(A–D 同一物言い換え、B–C 類似、A–B 遠い)
𝔔(別名束): 「Garoon/ガルーン/Gr(社内文脈)」を1束にする → A,C,D が合体し、Bとの距離が短縮。
𝔅(境界): “社内文脈だけ”に切る → 「グループ(一般語)」B が消え、A–Bの遠さは無関係に。
順序の差:
1. 𝔅𝔔: 先に束ねる→あとで社内だけ残す
A–Bの最短経路は「A(束) ↔ C(社内略称) ↔ …」で短い。
2. 𝔔𝔅: 先に社内だけ残す→あとで束ねる
B(一般語)が切り落とされ、経路自体が消失または長くなる。
=> 最短経路(不変量)が順序で変わる=新しい接続や切断が生じる=新規性。
このズレ量が 曲率 𝒦 の大きさ。
なぜ「順序差=新規性の源」なのか
可換(順序入れ替えても同じ)なら、表示をどう変えても構造が保存される=新しさが出にくい。
非可換(順序で出力が変わる)なら、どちらかの順でしか現れない結合・切断・最短経路の変更が起きる。
→ そこに「今まで見えなかった道筋」「別のまとまり」が立ち上がる。
→ それを 新規性 と定義できる。
形式の一言
$ \mathcal{K} = \mathfrak{B},\mathfrak{Q} - \mathfrak{Q},\mathfrak{B}
𝒦=0:順序入替えても同じ(可換)→新規性が立ちにくい
𝒦≠0:順序で結果がズレる(非可換)→その差分が新規性
実務への置き換え(超短)
まず束ね(𝔔)てから切る(𝔅)と、呼び名の違いが橋になる。
先に切って(𝔅)から束ね(𝔔)ると、橋候補が落ちて見えなくなる。
2順序を両方やって差分を比べると、見逃していた接続が浮く。
→ 差分=𝒦の“熱い箇所”=発見ポイント。