離れ猿
第一段階の小グループづくりは、多くても数枚ぐらい。そして小さいのになると、どうしても他の紙きれと結びつかず、一枚のまま残るものが、たいてい何枚もでてくる。このような一枚のを、便宜的に「離れ猿」とか「
一匹狼
」とかよんでいる。この一匹狼は、一匹でいることにそれ相応の根拠があるのであって、その言い分を無視してどれかのグループにむりやりに押しこむことは、けっしてしないことである。
一枚で一グループ
と思えばよいのである。
続・発想法
p.62
口頭で時々
はぐれ猿
と呼んでた。