階層主義で合意形成型
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元ネタ異文化理解力では8次元のものを一般人向けに2次元に落とした図解 yugui: エリン・メイヤー『異文化理解力』読了。文脈依存、評価の伝え方、説得原理、階層性、意思決定者、信頼構築過程、見解の相違への許容度、予定の柔軟性の8軸で世界の仕事文化を分析している。 こうして分析しても日本は特殊だったり極端だったりする軸が多いんな
yugui: ボスが畏れ多い存在である階層主義的な国では普通はトップダウンで、ボスが素早く決定を下してその戦略を試し、間違っていたら決定を変える。反対にボスも仲間である平等主義的な国ではみんなで合意の上で決定し、その通りに進める。 yugui: しかるに日本ではボスと対等にファーストネームで呼びながら議論とかはできないが、決定には権限者の決断ではなく合意が必要で、階層別に合意をすすめるために稟議書スタンプラリーがある。 yugui: 経験上、8軸の過半は慣れれば異文化方式でもやっていけそうだけど、文脈依存コミュニケーション、合意志向意思決定は無理だ。 言いたいことは明確に述べ認識を相互確認したいし、権限と責任を明確にして素早く決定を進めたいし。
yugui: より平等主義的なら合意志向でもいけるのかも。階層主義・合意志向の組み合わせだと、相手先スタッフとだけ話を進めるのは相手のボスに失礼だし、スタッフもボスを慮ってなかなか意見を言わない。相手のボスだけ説得してもスタッフの合意なしでは面従腹背する。現場にもボスにも決定権がないのが辛い yugui: 8軸を日本を視点に読むと、1. 日本は極めて文脈依存コミュニケーションなので異文化の人と話すときはほのめかしではなく直接的に話すように。文脈非依存文化の相手は不躾なのではなく、そういう文化。また、特にサウジアラビアのような異なる文脈依存文化と話すときは相互に誤解し合う可能性あり。 中野 仁 (AnityA)(@Jin_AnityA)
リーダーシップと意思決定の分布が日本が独特という話。
階層主義で合意形成を重んじるとなると、上下左右全部に話を通して凄まじいコミュニケーションコストがかかる上に、上と左右からはとりあえず意見だけは言えるのでリーダーに対して投げられる石がだいたい当たるという事では…。
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