速読による書籍間リンク発見の事例
速読のメリット: 1冊あたりのリソース(メモリ・時間)が圧縮されることによって、限られたリソースに複数の本が載るようになり、本をまたいだ関係性の発見がやりやすくなる。
速読練習「FBIアカデミーで教える心理交渉術」
力は無色透明、ただの手段であって、善とか悪とかは目的によって決まる。動かしがたい「ルール」だとあなたが思い込んでいるものも所詮「人間の交渉の産物」であり、交渉によって動かすことができる。交渉にはwin-winを目指すものと、自分のwinだけを目指すものとがあるが、相手が後者を使ってくる可能性があるので両方に詳しくなる必要がある、などなど。
普段自分は互恵的なコミュニティの中で生活していて、デフォルトで相手はwin-winを目指していると推論してしまう癖が付いているが、そういう人は利己的な人の攻撃に弱くなってしまう。この本を読んで自分が交渉に強くなれる気はしないけども、どういう攻撃があり得るか知ることで自衛する力を高めることが有益かもなぁと思った。
速読練習「ジェフ・ベゾス果て無き野望」
交渉術の本の次に読んだのはたまたま本棚で隣に並んでいたからという理由だったが、読んだばかりの本に書かれていた交渉テクニックの実例が、全く独立したこの本にも何度も出現するのがとても面白い。
速読のメリットとして、1冊あたりのリソース(メモリ・時間)が圧縮されることによって、限られたリソースに複数の本が載るようになり、本をまたいだ関係性の発見がやりやすくなるのだな。