説得的コミュニケーション
説得的コミュニケーション
納得感について考えていて、そもそも説得的コミュニケーションとそうではないものがあると気づいた AさんがBさんに「Aさんが良いと思う意思決定」をさせること
Aさん「この商品を買うとBさんの悩みは解決しますよ」
Aさんがそれを「Bさんにとってよい」と思ってる場合とそうでない場合がある
S1: Aさん「この商品を買うとBさんの悩みは解決しますよ(と、本当に思っている)」
Bさんの幸福がAさんの目的
S2: Aさん「この商品を買うとBさんの悩みは解決しますよ(と、思ってないけどそういえばBさんが買ってくれると思っている)」
売り上げがAさんの目的
S2である可能性があるならBさんはAさんの発言を疑う必要がある
証券会社の営業マンに言われるがままに金融商品を買わされる高齢者、あるある
AIが説得力を増強してAさんを助けるなら、同等レベルでBさんの疑う力を増強すべきでは?
S1でAさんが善意ですすめてくれている場合でも、Aさんの価値観がBさんの価値観と合わないことがある
「自分がXが良いのでBさんもXが良いはずだ」
「BさんはXが良くないらしい。Yが良いみたいだ」
互恵的で、かつ「良さ」の定義がアラインしている関係でのみ発生する高生産性状態があると思う
互恵的であっても良さの定義が食い違ってると非生産的になる
A「今のプロジェクトを止めてでも自分の考えるより良い成果のためにリソースを使いたい人」v.s.B「今のプロジェクトが成功裡に完了することが良い人」
Aさんが「そんなのやめてこうした方がいいんじゃないの」と提案する
Bさんが「やめていいわけないだろ」と思う