複数の選択肢
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この研究は"Number of alternatives and efficiency in different types of top-management decisions" (1985)
どちらか一方を選ぶなら、誰にだってできる。多くのことはほとんどそうやって決められてきた。欠点に目をつぶり、ましなほうを選ぶやり方だ。
だがそれでは、ナンバーワンになることはできない。妥協をしていたら勝てないのだ。
複数の選択肢を前にしたとき、安易にどれか一つを選ぶのではなく、新しい可能性に目を向けられるのはなぜだろうか。この質問に答えるには、通常の意思決定がどんな手順を踏んで行なわれるかをまず確認しておく必要がある。ふだん意識することはめったにないが、インテグレーティブ・シンキングでも、それ以外の思考法でも、何かを決めるときには一定の手順を踏んでいる。ただインテグレーテイブ・シンキングには、この手順の進め方に極意があるのだ。
ナレッジ・マネジメント5つの方法-課題解決のための「知」の共有 ナンシー・M. ディクソン 276p_4820117521.txt
(質問)受け取リチームは、源泉チームが開発したことを実行するのに必要な吸収能力(経験、技術的知識、共有された言語)を持っているか?
(答え)受け取リチームの吸収能力は弱いと考えられる。リストラクチャリングという仕事をおこなったことがないからだ。吸収能力の欠如に対処するためには、複数の事例、詳細な推論、複数の選択肢が必要だ。別の言葉で言えば、「知識資産」はさまざまなレベルの吸収能力に応える必要があるだろう。