苦手を避ける
私の学生時代の知り合いで「苦手なことこそ積極的に取り組め」という教育を受けて育った人が「自分を変えるため」という理由で敢えて苦手な営業職に就職しました。彼は、仕事にどうしても馴染めず、精神を病んで仕事を辞めてしまいました。人間心の健康に一番大事なことは「苦手なことは避ける」です。
苦手なことは避けるべきだ、という考え方がある
一方、苦手なことこそ積極的に取り組むべきだ、という考え方もある
どちらが正しいのか?
下記の図は3つの箱が重なっているが、未分化の図の方がしっくりくるかも https://gyazo.com/5767103fbeb91371ee6c150e5c10e8af
実際には
なんどもやって得意だとわかっていること
まだよくわからないこと、経験してないこと
なんどもやって苦手だとわかっていること
がある。
「苦手を避けろ」は「なんどもやって苦手だとわかっていることは避けろ、失敗や苦痛を繰り返すな」という意味
「成長や変化のために○○に積極的に取り組め」
「なんどもやって得意だとわかっていること」だけを繰り返していると、新しい発見がない
だから、あえて「得意でないこと」に挑戦する
「得意でないこと、不得手なことに取り組め」がいつの間にか「苦手に取り組め」にすり替わったのではないか? 不得手と苦手
世の中的には区別しない人も多い
僕は「得意=得手」で、その否定が「得意でない、不得手」
まだやったことのないものは「苦手」ではないが「得意ではない」ではある