自分自身に耳を傾けてはいけない
自分自身に耳を傾けてはいけない
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自分自身に耳を傾けてはいけない。
他人を喜ばせなければ自分を喜ばせることはできないし、一般に軽蔑は自己満足に対する罰である。自分自身に払う注意は、おそらく他人にも払うべきものである。自分のことを話し、同時に自分のことを聞くということは、うまくいくはずがない。一人のときに独り言を言うのが愚かなら、他人の前で独り言を聞くのは二重に愚かであろう。偉い人の弱点は、「さっき言ったように」と「えー?」を繰り返しながら話すことで、聞く人を困惑させることである。彼らは一文一文に拍手やお世辞を求め、賢人の忍耐に負担をかける。また、尊大な人たちは反響しながら話し、その話し方は竹馬の助けを借りてよろけるだけなので、一言ごとに愚かな「ブラボー!」の応援を必要とする。