老害
かつて人類は「奴隷として扱われる人間がいる」という概念を自然と獲得し、それが当たり前だと思っていた時代があった。
その後で「その考えは正しくない」という概念が生まれ、人類の文明がアップグレードされた。
これは天然状態の人間が持ちやすい思考パターンに対して、教育によって修正パッチを適用する作業だ。
同様に、天然状態の人間が加齢に伴って持ちやすい有害な思考パターンがある。
その思考パターンによって有害な行動をする高齢者がいる反面、有益な行動をする高齢者もいる。
ということはこの思考パターンは不可避なものではないということだ。
この有害な思考パターンが何によって起きるのか、どうすれば回避できるのかを解明したい。
備考
年齢と相関はあるものの、年齢が必要条件ではない
だから「若いのに老害的思考パターン」という現象は起こりうる
どうしてその若い人が老害的思考パターンに陥ったのか観察すると理解を深めるのに良さそう
関連